商標登録とは一体どんなものか?

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商標登録とは一体どんなものか?

2017.02.02

商標登録という言葉は、よく耳にしますが、実際にどんなものか理解していない方も多いと思います。商標登録とは一体、何を指すのか。商標登録の出願はどう行っていくのか。この記事では紹介しています。

商標を独占するために商標登録を行う

商標とは個人、法人が提供するサービスや商品を、他のものと区別するための目印です。一般的に「文字」、「図形」、「色彩」、「立体物」、「音声」などが商標に該当。この商標を法的に独占する権利が商標権であり、特許庁に商標登録することで商標権が発生します。例を挙げると、宅配サービスの「ゆうパック」はサービス名、音楽プレイヤーの「ウォークマン」は商品名を示す商標として、商標登録がされています。商標登録の目的、メリットは第三者による商標の無断使用を防ぐことです。A社が商標登録した商標をB社が粗悪に模倣し、A社の評判や売り上げに悪影響を及ぼす。このような事態も商標登録によって避けることができます。

特許庁に商標登録出願を行うまでの流れ

まず商標登録を行うにあたり、サービスや商品に使用を予定している商標がすでに商標登録されていないか、調べる必要があります。これは特許庁が公開している無料のデータベース(J-Plat Pat)などで検索可能。商標制度は先願主義が採用されており、使用の有無に関らず、先に特許庁に出願したほうに権利が付与されます。使用予定の商標が未登録であれば、商標登録を希望する願書を特許庁に提出。審査の結果、登録できる商標と判断された場合、登録査定が通知され、登録料を特許庁に納付することで特許庁に商標が登録されます。現在、特許庁の審査結果が出るまで、出願から6〜12ヶ月、登録までは8〜14ヶ月の期間を要します。商標の存続期間は特許庁で登録された日から5年または10年となっており、期間経過後も更新手続きを行うことで、半永久的に商標を独占することができます。

商標登録出願は特許事務所か弁理士に依頼する

商標登録出願は専門的な知識が必要とされるので、特許事務所か弁理士に依頼される方がほとんどです。特許庁に商標登録を申請するには、商標調査、出願手続、登録手続を行う必要があり、特許事務所、弁理士によっては各手続きで手数料が発生することがあります。弊所、スカイ特許事務所ではこれらの費用を一括したサービス、商標登録フルサポートをご用意。さらに弊所が商標登録の可能性が高いと判断した商標出願に関しては、手数料に返金保証をお付けしています。この返金保証は弊所の商標登録に関する自信と実績が成せるサービスです。商標登録でお困り、お悩みの方はぜひスカイ特許事務所までご相談ください。